momoです。先日行ったヴィーガンレストラン、TREE by NAKEDで衝撃体験をしたので正直にレビューしていこうと思います。
▶アート×ヴィーガン料理ってなに?
▶普段ヴィーガンじゃなくても食べてもいいの?
▶ぶっちゃけお味は?!
最近よく聞くようになってきたヴィーガン。だんだんと知名度は上がってきたとはいえ、まだまだ知らない方も多いであろうヴィーガン料理をつい先日食べてきましたので正直レビューしちゃいます!
✓ヴィーガンってなあに?(簡単に)
✓アート×ヴィーガンがテーマ!TREE by NAKEDってどんなお店?
✓お店での衝撃体験!!
ヴィーガンってなあに?
みなさん、そもそもヴィーガンとは何かご存知でしょうか?
よく聞く言葉としてほかに、ベジタリアンもありますよね。
一般的にお肉、魚介類とそれらの成分が入ったものを食べないのがベジタリアン。
ヴィーガンはお肉、魚介類に加えて卵や乳製品など、動物性由来の食品を一切口にしない方々のことを言います。
肉 類 | 魚 介 類 | 卵 | 乳 製 品 | |
ヴィーガン | × | × | × | × |
ベジタリアン | × | × | ? | ? |
ベジタリアンのほうは「お肉、魚介は食べないけれど卵と乳製品は食べます」というラクトオボ・ベジタリアン(lacto-ovo vegetarian)の方や、「お肉、魚介、卵は食べないけれど乳製品は食べます」というラクト・ベジタリアン(lacto vegetarian)の方など、さまざまな種類に分かれています。
ベジタリアンとヴィーガンの違いは菜食–植物性由来の食事–にどのくらい厳しいかです。
ヴィーガンの方々は全く動物性由来の食事はとりません。
普段ヴィーガンじゃなくてもヴィーガン料理って食べていい?
普段からヴィーガンを選択する人々には様々な背景があります。アレルギーや病気など健康のため、自身の考え方、環境のため、動物たちのため、宗教、などどれが正解ということはありません。
これは私独自の考えですが、ヴィーガン選択の理由に正解がないように、普段ヴィーガン選択をしていなくてもヴィーガンの料理を食べてはいけないなんてことはないと考えています。
なんとなく、ちゃんとした理由もないのにヴィーガン料理を食べてもいいのかな…?と思ってしまう気持ちはよくわかります。ちなみに私は普段ヴィーガンもベジタリアンも選択していないので実際になんとなく気後れしていました。
でも、ちょっとやってみたい!ちょっと体験してみたい!がヴィーガンの始まりになることもあるかもしれない。だったらやってみたっていいじゃない!
さて、最初はなんとなくちょっと後ろめたく感じていた私も、ヴィーガンの友人が誘ってくれたのでヴィーガンレストランへ行ってきました!
アート×ヴィーガンがテーマ!TREE by NAKEDってどんなお店?
今回お伺いしたお店はこちら。
TREE by NAKED yoyogi park
住所 : 東京都渋谷区富ヶ谷1-10-2
営業時間
10:00-15:00 Lunch Time
15:00-18:00 Cafe Time(Lo17:00)
※毎週水曜定休日
NAKED,INCさんが運営する代々木公園前にあるレストラン。
NAKED,INC…?聞いたことがあるような…と後からHPを検索したら
東京タワーのプロジェクションマッピング夜景や、世界水泳2023福岡大会の開会式演出を手掛けているクリエイティブカンパニーでした。そりゃオシャレだわ。
世界観もしっかりしていて、お店のHPにはショートストーリーのようなコンセプトが。
狐を追いかけて辿り着いたのは神が宿る木の中。
そこで口にするのは、
一皿の上で小宇宙が渦巻く不思議な料理。
土、火、水、風。
食べ進めるごとに色彩が溢れ、
鮮やかに輝く万華鏡のような楽園へ。
「食べる」という行為が新しい世界を生みだす。
神々とともに、
世界のはじまりを祝福する宴へ。
詩的で素敵です。正直ここの文章だけで行く前からワクワクしてた。
お店での衝撃体験。
今回いただいたのは全7皿、自然の恵みを感じるヴィーガンランチコース。
季節によって演出を変えているという素敵なエントランスを抜けて
案内されたのはなんと地下1Fの個室…暗い会談と通路を抜けるとそこには驚きの光景が!
おお~!!とか言いつつとっている動画なので音声カットしましたがこの壁全面プロジェクションマッピングです。
大興奮過ぎて動画を全然とってないのが今更悔やまれますが、この孔雀も動いてました。
ジャングルを思わせる南国の鳥たちの声と音楽が流れています。レストランというより遊園地のアトラクションに入り込んだよう…。
お部屋に興奮していると早速お料理が運ばれてきました。
結論から言います。
本当に全品おいしかった!!!
おいしかったので全品写真付きで紹介していこうと思います。
大自然を感じる料理の数々
Aperitif
ファイトケミカルスープ
最初の1品はスープです。1品目からビジュアルにびっくり。でもスープは意外や意外優しいお味。上と下にある黒い装飾ももちろん食べられました!甘じょっぱいクッキーのような味。岩石をイメージしたのでしょうか?
Amuse
大豆パテのサンドイッチ
豆腐と南高梅の海苔巻き
パプリカディップのバーニャカウダ風
もう最初からクライマックスのようになって申し訳ないのですがこの「豆腐と南高梅の海苔巻き」最高でした。文字だけ見たら和食材の組み合わせだし味はなんとなく想像できる…なんて舐めてかかったらいかん。
お豆腐からのふんわりとした食感に、梅干しの酸味と海苔の香りがマッチしてなんとも癖になる味…和食なんだけど新しい。食べなれた食材のはずなのに初めて食べる感覚。
これは本当にレシピ聞いてくればよかった。
「大豆パテのサンドイッチ」は食感が軽くて、言われなきゃ大豆とはわからなかったかも。いま改めてブログのためにメニュー見直していて「大豆だったの?!」と若干驚いています。笑
「パプリカディップのバーニャカウダ風」はパプリカの自然な甘みと、先ほどのスープにも使われていた甘じょっぱいクッキーのような岩石が見事にマッチ。新鮮な野菜をおいしく頂けるソースに仕上がっていました。
Soup
季節野菜のスープ
こちらもおいしかったですね。お伺いしたのは5月だったんだけどもうかなり暑い日だったので冷静スープが体に染み渡りました。先ほどのamuseと比べてもさっぱりとした味付けで気分転換にもぴったりの1品です。
Salad
人参のカナッペ
長芋と青海苔のカダイフ揚げ
Sauces
麴玉ねぎドレッシング
人参ドレッシング
フレンチドレッシング
まずこれは盛り付けを見て。この色鮮やかな一皿。ソースをこんな芸術的に散らせることあります?私はない。家では無理。このサラダのプレートを眺めるだけでも気分が上がります。
そして思い出してほしい。お店のHPにあったコンセプトを。
食べ進めるごとに色彩が溢れ、
鮮やかに輝く万華鏡のような楽園へ。
まさにこの通りにコースが進んでいきます。見た目にも美しく、味もおいしく、文句なしです。
このプレートの中で最も興味を惹かれたお料理は「長芋と青海苔のカダイフ揚げ」
カダイフってなに?って思いました笑
Wikipediaによると、
カダイフ麺(kadaif、トルコ語で「薄い」の意)は、麺の一種。小麦粉と水が主な材料であり、ふるいを通して熱い金属調理用トレイに注いで作る。麺はふつう、非常に短い。中東や地中海地域でデザートなどに使用される。
Wikipedia “カダイフ麺”より引用
とのこと。
独特のさっくりとした食感で日本の食材では例えられない…かた焼きそばとも違うし、そうめんをまぶして揚げた食感とも違う。
こればっかりは実際に食べてもらわないと伝わらない!
味付けは青海苔の風味と塩味が程よく効いていて長芋が引き立つ工夫がされていました。
とってもおいしかったのでぜひ現地で食べてきてほしい!!
Main
ビーツナゲット
豆腐の照り焼き
コースも後半に入ってきました。満腹メーターは70%くらい。ここでヴィーガン料理の本領発揮です。ヴィーガンでない場合、メインディッシュはお肉かお魚と相場は決まっていますが、今回はお豆腐。ステーキよりも軽く食べることができます。
ビーツのナゲットも口当たりがなめらかでつるっと飲み込むことができました。
Rice
発芽玄米の柚子味噌焼きおにぎり
野菜の出汁
最後はお米です!どんなオシャレにお食事をしていても結局最後に米を食べたくなるのって何なんでしょうか…遺伝子に刻み込まれた日本人のDNAとしか思えません。
かなりお腹いっぱいだったのですがそこも見越したのか野菜の出汁がついています。
もちろんだし茶漬けにしてするするっと頂いちゃいました。
お野菜の出汁も香り・味がしっかりと出ているのにしつこくない優しさ。
〆にピッタリの一品でした。
Dessert
季節のヴィーガンミルフィーユ
季節のフルーツゼリー
生チョコ
満腹満腹と言っていますがデザートは別腹!!
この日のミルフィーユはエディブルフラワーがふんだんに使われていました。もはやデザートというよりアート。
かわいいケーキを見てほしい。
見て!この可愛さ。まさにアート×食です。食べるのがもったいないくらいでした。
すぐ食べたけど!!
それからゼリーに乗っていた丸い果物。お盆の飾りで定番のほおずきです。これはお盆の飾りとは違って食用なので程よい酸味と甘みがありました。初めて食べたけどお気に入り!
エンディングもすごかった
おなかもいっぱいになってさてそろそろお暇しようか…と思ったその時。
プロジェクションマッピングが動き出し、エンディングムービーが始まりました!!
ジャングルの中で食事をしてきましたが、いつのまにかデザートに合わせてお花畑になっていたお部屋。
花たちは揺らめいてそして…
花びらとなって舞っていくのでした…
TREE by NAKEDはエンターテインメントレストランだった
オープニングからエンディングまで、大満足コースでした。
演出ももちろん、何よりおいしかった。
正直、ヴィーガン料理ってヘルシーだけどなんか味気ない上におなか一杯にならないんだよな…
なんて大変失礼な先入観を持っていたのですが、180度ひっくり返されました。
一口大で品数も多く、多彩な味付けで最後まで飽きることはありませんでしたし、演出もきれいでお料理の1皿1皿がまるでアート作品のようでした。
今回はランチでお邪魔しましたが、もちろんカフェやディナー営業もされています!
ディナーは完全予約コース制の8名限定とのこと。
現在、以下の2つのサイトからご予約可能です。(ご予約は7日前まで)
<公式サイト>
https://www.tablecheck.com/shops/treebynaked/reserve
<Ozmall>
https://spn.ozmall.co.jp/restaurant/8853/
まさにアート×ヴィーガン料理とはTREE by NAKEDさんにぴったりでした。
ごちそうさまでした!!
素敵なTREE by NAKEDさんへのアクセスはこちら
TREE by NAKED yoyogi park
<住所 >
東京都渋谷区富ヶ谷1-10-2 TREE by NAKED yoyogi park
※ 東京メトロ 代々木公園駅 2出入口、小田急線 代々木八幡駅 南口
<営業時間>
10:00-15:00 Lunch Time
15:00-18:00 Cafe Time(Lo17:00)
※毎週水曜定休日
<電話番号>
050-1743-2539
※ 駐車場はないそうです。お車の方は、近隣のパーキング利用おすすめ。
毎日いっぱいおいしいものを食べたい。今回は素敵なレストランを紹介しました。
いかがだったでしょうか?楽しんでいただければ幸いです。それでは、また。momo